独軍水筒選び・その1 ~ ドイツ国防軍 M31 水筒 (実物)

第二次世界大戦当時のドイツ国防軍の「M31フェルトフラッシェ」(1931年型水筒)です。

 

 

大戦当時の実物という事で入手しましたが、実際のところ知識不足でよくわかりません。

戦後生産された同型品の可能性も充分にありえます。

 

 

全体的に状態はあまりよくありません。

アルミ製の水筒本体はいいとして、フェルトカバーと革ストラップに傷みが見られます。

 

 

水筒のキャップは樹脂製です。

ストラップから分岐したベルト部分が、紛失防止用にくっついています。

 

 

水筒のキャップ形状は何種類かあり、このタイプも大戦中のモデルにありました。

外見から当時品かどうか判断が付かないのもそのためです。

 

 

水筒カップは大戦中期、1942年頃から見られるオリーブグリーン塗装された物のようです。

当初は艶消し黒色で塗られていましたが、1941年4月23日付けで「水筒カップと飯盒はオリーブグリーン塗装とする」旨の命令がなされました。(ただし、終戦まで黒色モデルも混在しています)

本品には本来付いているワイヤーハンドルが欠落しています。(その分、安く入手できたわけです)

 

 

フェルトカバーと革ストラップとの縫製部分が、ややもすると剥離してしまいそうな状態で、研究用のコレクションとしては良いのですが、実用品としては使えませんね。

 

 

ベルトフックには刻印がしてあります。

素材はグレー塗装された鉄製かと思われます。

 

 

革ストラップの保存状態が悪い為、サバイバルゲームに投入した場合、ゲーム中に脱落・紛失する恐れが多分にありそうなので、改めて実用性重視で水筒を探す事にしました。

 

 

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