中国人民解放軍の手榴弾ポーチです。
中国大陸のネット情報では「4連木柄手榴弾袋」と呼称されています。
中国人民解放軍の手榴弾ポーチには、2本収納型と4本収納型があります。
資料画像では、4本収納型の使用例が多く見られます。
裏側に押されたスタンプによると、1970年製のようです。
ダミーグレネードを収納した状態です。
手榴弾ポーチにも、グレネードの固定金具の形やポーチの色などバリエーションがいくつかありますが、このタイプが最も一般的な物のようです。
手榴弾ポーチは負い紐でたすきがけにし、横の紐で腰に結わえつけて固定するのが基本的な着装法になります。
市販のダミーグレネードは入手できなかった為、自作しました。
実物の寸法を元に、外見は簡便ながら「67式木柄手榴弾」を模したものを4個製作しました。
単純な木工細工ですが、ポーチに収納してしまえばそれなりに見えるものですね。