中国人民解放軍の「62式指北針套(コンパスポーチ)」です。
コンパス入りだと相応の価格になりますが、コスプレ用途なのでケースのみ安価に入手しました。
人民解放軍の軍用コンパスは、「62式指北針」をはじめ、年代ごとに新型が登場しており、それぞれ専用の収納ケースが用意されていますが、サイズの違いを除けば外見は大差ありません。
ケースは茶革製で、エッジの角も立っており、高品質です。
蓋は軍用革製品で一般的なギボシを用いた開閉式です。
時代的に「65式外腰帯(装備ベルト)」に装着する想定でしたが、ベルとループの幅がタイト過ぎて、そのままでは通りません。
一応、装備ベルトを一旦分解して、コンパスポーチを通してから、再度バックルを組み込めば装着は可能です。
コンパスは双眼鏡や図嚢と共に指揮官クラスの必需品なので、これで良い感じに“指令員”らしさが出せました。
ケースは折込式の内蓋があり、密閉性を考慮したつくりです。
また、内部にはコンパスを保護するためのスエード状の防護クッションが貼り付けられています。
この作りは人民解放軍では同じく革製装備である各種ホルスターにも見られる特徴です。