ソ連軍の水筒です。
水筒本体を水筒カバーに収納する、簡潔明瞭な構造で、背面のループをベルトに通して携行します。
水筒本体をカバーから取り出した状態です。
水筒本体は、第二次世界大戦後に生産されたロシアングリーンに塗装されたタイプです。
水筒本体はおそらくアルミ製で、楕円形の外見が特徴的です。
水筒の蓋は鎖でつながれており、米軍の水筒のように紛失防止対策がなされています。
水筒の口栓はゴム製で、気密性も十分にありそうです。
水筒カバーはカーキ色のコットン製です。
ベルトループを水筒の首にまわし、ボタンで留めます。
カバー内部にはキリル文字でスタンプが押印されています。
水筒カバーの装着手順です。
単純ですが、必要十分な機能でいかにもロシア的合理主義を感じさせます。
こちらは第二次世界大戦当時の、無塗装モデルを再現した状態です。
第二次世界大戦では、無塗装アルミ製の物や錆止め塗装された鉄製、更には旧型のガラス製などいくつもの雑多な水筒が使われていました。
水筒本体は、ベトナム人民軍のロシア型水筒から代用してみました。
外形から蓋の構造まで、ほぼ同型で、もしかするとソ連製の支援物資だったのかもしれません。
ソ連軍の水筒は底が丸いので米軍の物のように立てて置く事は出来ません。
米軍タイプの水筒を見慣れた私には、独特の形状に見えて面白いです。
【商品紹介】
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「Soviet Russian Military Water Canteen」…ソ連軍の水筒本体とカバーのセットです。