ベトナム人民軍の特殊部隊「ダッコン」の装備例です。
画像は「AKM突撃銃」を装備した小銃兵スタイルです。
ダッコンの装備としては各種任務に用いられる「スカウトベスト」や潜入任務用のショルダーバックが見られますが、一般歩兵部隊のチェストリグも使われています。
ダッコンでは迷彩服と同じ柄の「A2ヘルメット」や各種抗弾ヘルメットの運用が知られていますが、一般兵同様「ムゥ・コーイ（サンヘルメット）」も使用されています。
ダッコンの装備の傾向として、軽装で身軽さを好むようで、携行品は必要最小限にしている事が多いです。
ダッコン隊員によく見られる、スリングベルトで銃を安定させる射撃姿勢です。
「AKM突撃銃」の立射姿勢です。
ベトナム人民軍では現在に至るまでAK系を主力小銃として運用を続けていますが、弾薬は7.62㎜弾に統一しているようで、AK-74系の運用例は見られません。
装備しているのは「AKM」で、ベトナム戦争当時にソ連経由で供与された物、のちに輸入された物、ベトナム国内工場でコピー生産された物（修理部品含む）が現在も運用されています。
近年の資料映像では、ベークライト樹脂製のマガジンの使用例も見られます。
画像のAKMはE&L製電動ガンです。
外装の一部をリペイントしています。
スリングベルトはベトナム製軍用実物を取り付けてあります。
