
中国人民解放軍の「GK-80Bヘルメット」です。

「GK-80A」同様、収納袋付きです。


「GK-80A」と比べると小ぶりで、一見した印象では第二次世界大戦当時のイタリア軍のヘルメットのようでもあります。

真上から見ると、先端が尖っているのが特徴です。

内装は「GK-80A」とほぼ同様です。

「GK-80A」と並べてみると「GK-80B」の先端の尖り具合が独特ですね。
「GK-80A」の帽章の塗装は、結構センターからずれています。(このいい加減さも中国的…?)

側面からだと両者の違いがより顕著に見られます。
「GK-80B」のほうが前後の湾曲が大きいです。

後ろから見ても、「GK-80B」のフチの湾曲は顕著ですね。

「GK-80A」と比べ、「GK-80B」のほうが小ぶりに出来ているのがわかります。

実際に着用してみると「GK-80A」よりも使いやすい印象です。

なぜA型とB型があるのか、いまだによくわかりませんが、海外サイトでは輸出専用との記述がありました。

しかし、B型と思われるヘルメットの記録画像もある上、A型も輸出されているので本当かなぁ?という疑問もあります。

私は、当初は空挺部隊用かなと漠然と思っていたのですが、最近はもしかして女性兵士専用ヘルメットなんじゃないかと考えたりしています。(なんにせよ、憶測の域を出ない私的推論です)