中国人民解放軍 81式迷彩服・片面迷彩 偵察兵装備 [中越国境紛争]

リバーシブルではないタイプの「81式迷彩服」の着用例です。

 

 

素材は薄手の綿製で、本来は軍服の上から重ね着する想定で作られていますが、主に投入された戦場が高温多湿のベトナム北部山岳地帯だったため、単純に迷彩服として単体で着用されている例が多数見られます。

 

 

「54式手槍(拳銃)」で武装した、「指令員(指揮官クラス)」の装備です。

 

 

中国人民解放軍は、世界各国の中でも拳銃の武器としての有効性を評価していたようで、特殊任務向けに様々な種類の拳銃が支給されていました。

 

 

現在入手可能なトイガンとしては、ソ連製の「トカレフ TT-33」が製品化されており、ライセンス生産品の「54式手槍」の代用として使用できます。

 

 

「81式迷彩服」の特徴の一つである覆面は、高い迷彩効果を発揮してくれます。

 

 

この迷彩柄は「草地用」や「夏季用」とされる物で、日本の風土にも良く溶け込む優秀な物です。

 

 

迷彩覆面は頭巾と覆面部からなり、頭部全体を偽装出来ます。

 

 

ただし、薄手とはいえ綿布で頭部全体を覆うので、気温が高い時期は非常に蒸し暑く、サバイバルゲームではゴーグルの曇りは避けられません。

 

 

1980年代装備で、中越国境紛争における「中国人民解放軍 陸軍偵察部隊」の着装スタイルを再現してみました。

数日に渡る長距離偵察向けに、背嚢を装備した状態です。

 

 

装備しているのはリアルソード製電動ガン「56式自動歩槍」です。

スチールプレス・ガンブルー仕上げにリアルウッドストック装備の高額商品ですが、実射性能は東京マルイ・スタンダード電動ガンと比べても遜色ないレベルで、実用性も充分です。

 

 

バックパックは当時としては新型装備と呼べる「78式背嚢」です。

この背嚢は容量が多く、内側がゴム引き防水処理されており、中央に「軍鍬(ショベル)」取り付けループが設けてあります。

 

 

中越国境紛争に参加した偵察部隊では「64式微声冲鋒槍(消音銃)」が多用されていますが、トイガン化されていないため、こちらも使用例が確認できる「56式冲鋒槍(中国製AK-47)」を装備しています。

 

 

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