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その昔、小学校低学年の多感な時期にTVで「零戦燃ゆ」を視聴して以来、遅れてきた軍国少年としてミリタリー趣味に片足を突っ込んできた私が本格的に全身で飛び込むきっかけとなったのが、高校生当時に中田商店の通販広告で見つけた「中国人民解放軍装備」でした。
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それまで、模型やトイガンに親しんできた私が、初めて手にした本物の軍服です。
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購入当初はあまりにも安っぽい生地・縫製と鮮やか過ぎる(と当時の自分には思われた)チャイナグリーンに「デカルチャー!」な衝撃を受けた物ですが、やはり最初に身につけた完全軍装には思いいれもひとしお。
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画像の装備は1979年に起こった「中越戦争」の軍装を再現した物です。
様々な軍隊の装備品を知り、歴史背景やイデオロギーを意識するようになって後も、やはり最初に身につけた完全軍装には思いいれもひとしお現在でも、相応の好意的な印象を抱いています。
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私は基本的に、国家としての有り様には好き嫌いはあるが、軍装・兵器は思想で差別しない、というスタンスです。
人民解放軍と自衛隊、こんな組み合わせもサバゲーならではですね。
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やたら前置きが長くなってしまいましたが、そういうわけで、それなりに愛着のある中国軍の装備なのですが、私は長い事、緑色の人民服と赤い星の軍隊のイメージしか持っておらず、年代ごとの中国軍の軍服の変遷を知らずにおりました。
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なんせ入手した軍服の正確な着こなし方すら、中古書店で偶然入手できた書籍でようやく知る事が出来たくらいで、とにかく資料がなかったのです。(因みにそのとき入手した書籍とは、「月刊アームズマガジン」創刊二号)
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中国人民解放軍では1980年代まで「AK-47」のコピー版である「56式小銃」を使用していたため、サバイバルゲームでは東京マルイ製電動ガンの「AKS-47」を愛用しています。
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鮮やかとも言える明緑色の軍服が独特な中国軍装、軽装な事もあり意外とサバイバルゲーム向きの使いやすさを感じます。
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こちらは非戦闘時の着こなしで、幌布製装備ベルトと人民帽を着用しています。
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本当につい最近、インターネットのおかげで、断片的ながらも情報を得る事が出来るようになり、情報化社会の有難さを実感している次第です。