ソ連軍 AKM マガジンポーチ (実物)

ソ連軍の「AKM突撃銃用マガジンポーチ」です。

このモデルは「AK-47」から「AKM」までの7.62㎜系マガジンを収納する為の装備になります。

 

 

裏側にはベルトループがあり、歩兵の装備ベルトに通して保持します。

このマガジンポーチはAK突撃銃の付属品としてソビエト連邦の同盟諸国へ提供されており、1979年の「中越戦争」では「ベトナム人民軍」によって「中国製56式チェストリグ」と共に使われていたり、1983年の「グレナダ侵攻作戦」では戦利品として米軍兵士に鹵獲された画像が見られます。

 

 

AKM用マガジンポーチには7.62㎜対応マガジンが3本収納出来ます。

ポーチの素材は繊維の粗い生地で出来ているため毛羽立ちが激しく、収納したマガジンが剥離した繊維の埃まみれになりがちです。

 

 

マガジンポーチの正面にはオイラー缶収納ポケットとクリーニングキット収納ポケットが別々に設けられています。

後に開発されたAK-74用マガジンポーチでは1個のポケットの中を仕切って対応していました。

 

 

画像では収納しておりませんが、オイラー缶は金属製や樹脂製容器が収納されます。

 

 

縦長の小ポケットには、ロケット状の金属ケースに収められたクリーニングキットを収納します。(画像では型崩れ防止の詰め物をしてあります)

 

 

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