スコープ載せてみた ~ アメリカ陸軍 スプリングフィールド M1903A4 狙撃銃スタイル (S&T製・エアコッキング)

S&T製「スプリングフィールドM1903A3小銃」にスコープを載せてみました。

 

 

実銃だと「M1903A4」に相当しますが、実銃ではボルトハンドルの形状変更やフロントサイトの撤去等、細かな変更点が多く、スコープを載せただけでは正確な再現とは言えません。

 

 

今回は、サバイバルゲームでの実用性の向上も目的として、取り敢えずそれらしくなれば良し、という感じで単純に市販のライフルスコープを載せてみました。

 

 

正真正銘の「M1903A4狙撃銃」は高額製品枠で発売されていますので(G&G製ガスガン)雰囲気だけでもお手軽に再現できる専用スコープマウントが純正パーツで発売されているだけでもありがたいです。

 

 

S&T純正マウントベースです。

 

 

素材は亜鉛合金と思われ、外装は塗装仕上げです。

 

 

レイル部分は2か所となっており、汎用性には乏しいものの、見た目のレトロさを考えると懸命な判断と言えそうです。

 

 

銃への取り付けは、2か所のビス留めとなっています。

 

 

そのため、マウント取り付けの際には画像のようにリアサイトを取り外す必要があります。

 

 

スコープマウントを搭載した状態です。

 

 

マウントベースは低い位置になるので、照準しやすいのが良いですね。

 

 

実銃の狙撃銃ではフロントサイトが削除されていたので再現したかったのですが、画像のようにサイトを取り外すだけだと基部が不自然に残ってしまいます。

今回はそのままにしましたが、削り取ったほうがリアル感は出せますね。

 

 

もともとターンボルトハンドルなので、スコープへの干渉はあまり気にせずに済みます。

 

 

もちろん、事前にマウントリングの高さでギリギリを攻めた結果ですが、だいぶローマウントに出来たのは幸いでした。

 

 

使用した小銃は箱出しそのままで中身は全くいじっていませんが、初速は平均値で80m/s台前半と、充分な威力が出ています。

 

 

スプリングフィールド狙撃銃を装備した、アメリカ陸軍歩兵分隊の狙撃手です。

時代的に銃口は上に向けるべきところですが、普段のサバイバルゲームで染みついた銃口管理の“クセ”が出てしまいました。

 

 

装備は第二次世界大戦におけるヨーロッパ戦線のスタイルです。

この時代の米軍装備は、常に背中にあるハバーサックの存在感が印象的です。

 

 

第二次世界大戦時のアメリカ陸軍では歩兵分隊に1挺のスプリングフィールド小銃(狙撃銃とは限らない)が配備されていたそうで、M1ガーランドだけで成立していたわけではないようです。

 

 

銃のデザインはボルトアクションライフルのスタンダードな作りで、自然な構え方で撃ちやすいです。

 

 

スコープを搭載すると、アイアンサイトよりも視点が高くなりがちですが、さほど違和感なく射撃姿勢が取れます。

 

 

スコープはマウントとの兼ね合いで搭載位置が限られる為、アイリリーフの微調整が難しい点もあり、焦点があうように構えるのに若干手間取る点が気になります。

 

 

グリーンが印象的な太平洋戦線とは違い、ヨーロッパ戦線のアメリカ軍はカーキのイメージが強いです。

多くの戦争映画からの印象もあると思います。

 

 

M1ガーランドの陰に隠れがちなアメリカ軍のボルトアクションライフルですが、戦争映画「プライベートライアン」の劇中での活躍により、存在感が増したと思います。

 

 

軽くてそこそこの長さで扱いやすく、スコープの視界内に収まる程度には集弾性のあるエアコッキング、S&Tのスプリングフィールド小銃はなかなかに使えるトイガンです。

 

 

既にサバイバルゲームで絶賛運用中の電動ガン「M1ガーランド狙撃銃スタイル」と比較してみました。

 

 

このM1ガーランドはICS製の電動ガンで、発売当時、ガンスミスバトンで購入したショップ調製品です。

セミオートオンリーの電動ガンですが、安定した実射性能でスコープとの相性も抜群です。

 

 

並べてみると、ボルトアクションと自動小銃の違いが対照的です。

 

 

M1ガーランドのマウントベースはオフセットマウントなので、感覚的についセンターを狙ってしまい、距離によっては目標の横をかすめ続けていたりして(撃たれた相手から聞いた話)照準調整が難しいところが弱点です。

 

 

スプリングフィールドはスコープマウントがセンターに来るので、素直に狙って撃てる点は有利です。

 

 

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