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ベトナム戦争当時の主要装備M1956装備のひとつ、「M1956フィールドパック」です。
画像の物は実物中古放出品です。
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M1956フィールドパックはいわゆる雑嚢として用いられる物で、通常はピストルベルトの背面中央に装着されます。
蓋を閉じるストラップの他、下部のストラップでロールしたポンチョ等を携行出来る、機能性の高い装備品です。
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側面にはスライドキーパーを通せるループ、蓋にはダブルフック用鳩目があります。
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M1956フィールドパック・正面です。
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M1956フィールドパック・左側面です。
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M1956フィールドパック・右側面です。
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M1956フィールドパック・背面です。
下部ストラップを使用しない際は、画像のように蓋の付け根中央にあるスリットを通して内部に収納して携行します。
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蓋の上面には名札入れとキャリングハンドルがあります。
上部2箇所の鳩目は、サスペンダーの金具を連結する為の物です。
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フィールドパックはキャリングハンドルで持ち運べます。
また、専用のストラップを連結すれば、ショルダーバッグとしても使えます。
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底部の形状はほぼ長方形です。
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![](https://nanashinomikoto.com/wp-content/uploads/2020/04/M1956フィールドパック_14.jpg)
![](https://nanashinomikoto.com/wp-content/uploads/2020/04/M1956フィールドパック_15.jpg)
蓋を開けると側面のタブ状の内蓋があります。
![](https://nanashinomikoto.com/wp-content/uploads/2020/04/M1956フィールドパック_15a.jpg)
![](https://nanashinomikoto.com/wp-content/uploads/2020/05/M1956フィールドパック_15b.jpg)
取り出し口が大きく開くので、収納物の出し入れはし易い印象です。
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ピストルベルトに連結した状態です。
アメリカ軍の構想としては、戦闘時には必要最小限の携行品をこのフィールドパックの容積でまかなえるとの考えでしたが、実際に使用してみると容量が少なすぎたようで、間もなく改良型の「M1961フィールドパック」が採用され、ベトナム戦争中はもっぱらM1961タイプのほうが主流でした。