中国人民解放軍 81式小銃 チェストリグ (実物)

中国人民解放軍の「81式自動歩槍 弾倉袋」です。

今回紹介する物は現在流通している実物未使用品です。

 

 

この装備品は「81式自動歩槍(自動小銃)」と共に採用されたチェストリグ型マガジンポーチです。

旧式装備ですが、現在でも二線級部隊や海軍陸戦隊、中国民兵、それに人民武警や学生の軍事教練で使われているのが確認出来ます。

 

 

形状は世界的に有名な「56式自動歩槍(中国製AK-47)用チェストリグ」を継承しており、マガジン収納数が4本に増えています。

一方で、小型ポーチは2個に減っています。

 

 

チェストリグ背面にはタグ・スタンプが押印してあり、「81式自動歩槍子弾袋・九七零九工場・1989年製」と読み取れます。

 

 

ショルダーハーネスのサイズ調節は金具を通して行います。

 

 

この部分の構造は56式チェストリグとは若干異なります。

 

 

チェストリグの内容物一覧です。

 

 

マガジンポーチには7.62㎜系AKマガジンが収納出来ます。

サイズに余裕があるので、AK-74にも対応しています。

 

 

マガジンポーチの入り口内側には防水ビニール質の内張りがあり、機能性も考慮された作りです。

 

 

チェストリグには2個の小型ポーチがあります。

 

 

これらのポーチには梱包された予備弾薬を収納します。

弾薬包はサイズを推測して、それらしく自作しました。

 

 

小型ポーチはシンプルな綿製で内張り等の加工はされていません。

サイズ的に、手榴弾入れにもなります。

 

 

1世代前の56式チェストリグとの比較です。

基本的な作りは同じです。

 

 

ショルダーハーネスのサイズ調節金具の構造は、81式では改良されています。

もっとも、56式の方式も使い馴れているせいか、個人的には使いやすさにさほどの差は感じません。

 

 

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