柄付きだけじゃない! ~ コンバットシリーズ M39 卵型手榴弾 (マイクロエース製・プラモデル)

マイクロエースから発売されている実物大模型「コンバットシリーズ」の、「M39卵型手榴弾」を作ってみました。

 

 

この模型は20数年ぶりに作りました。

以前はさほど興味も無く、九七式手榴弾のついでに割りといい加減に作って投げて遊んでいましたが、今回はドイツ軍装備のアクセサリーとして、丁寧に作りました。

 

 

良く見られるM39手榴弾は底部に携行用のリングがあり、信管のねじ込み用タブのある物が思い出されますが、この模型では最初期の物を再現してあり、文字通り「卵」のような外見です。

 

 

ドイツ軍の手榴弾と言えばM24柄付手榴弾が有名ですが、小型のM39卵型手榴弾も同じ位多用されていたそうです。

その割には印象が希薄でしたが、立体を手にしてみるとより関心が沸いてきます。

 

 

信管はネジってロックを外し、つながった紐を強く引っ張ると着火する摩擦発火式です。

この模型では画像くらいの長さまで引き出せます。

 

 

あくまでプラ製の模型なので、手荒に扱うと簡単にもげてしまいそうなので、おそるおそる触っています。

M39手榴弾の信管部分は、爆発までの遅延時間によって色わけされており、基本は青色で4~5秒で爆発するタイプです。

なお、黄色だと7秒、赤色だと1秒(ブービートラップ用)だそうです。

 

 

M24柄付手榴弾と比べると、かなり小ぶりなのが実感できます。

実際に持ってみると、携行手段が「袋につめる」以外になく、のちにリングが追加されて「引っ掛ける」「吊るす」事ができるよう改良されたのも納得です。

 

 

実物のように思いっきり引っ張るとあっさり壊れてしまうので、加減して”着火した風”に持ってみました。

サバイバルゲームでは一切必要の無いアイテムですが、軍装再現の視点からは、色々と面白い模型でした。

 

 

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