中国人民解放軍 81式迷彩柄作訓帽 (実物)

中国人民解放軍の「81式迷彩柄作訓帽」です。

 

 

「81式迷彩服」と同じ生地で作られた帽子で、デザインは「87式迷彩作訓帽」と同型です。

 

 

製造年度のタグが無く、不明な点は多いものの、「81式迷彩服」から「87式迷彩服」へと移行する過程で暫定的に製造された、過渡期のアイテムと思われます。

 

 

解放帽と同じく防水素材の汗止めバンドが取り付けてあります。

 

 

帽子の内側にサイズと製造工場番号のタグ・スタンプがありますが、残念ながら製造年度はわかりません。

 

 

帽子の後端には、「87式迷彩作訓帽」と同じ樹脂製のサイズ調節パーツが付いています。

 

 

形状から推測して、「87式作訓帽徽」を取り付けました。

 

 

素材が柔らかい為、エッジが丸く見えるのが外見上の特徴です。

 

 

「87式迷彩作訓帽」と並べてみました。

 

 

素材のコシの違いで印象に差異がありましたが、比べてみると裁断は全く同じです。

 

 

帽子入手後に色々と調べてみた所、数は少ないながらも使用例は確認出来ました。(画像は、インターネット上で見つけた物です)

 

 

「87式迷彩服」と運用時期が被っていたと思われるので、87式と同じ階級章を取り付けられるデザインの「84式迷彩服」と組み合わせてみました。

 

 

「84式迷彩服」は「81式迷彩服」のバリエーションのひとつですが、肩章取り付け用エポーレットが設けられたモデルで、階級制度復活後の運用を考慮して製造された物と、当方は推測しております。

 

 

階級章は「87式筒式肩章」です。

画像の物は薄手の素材で作られた初期型で、1988年から1991年まで支給されたタイプです。

階級は「下士」で、下級下士官に相当します。

 

 

1980年代末期の人民解放軍陸軍士兵の装備です。

 

 

迷彩帽に合わせて夏季迷彩柄で揃えてみました。

 

 

迷彩帽を着用した状態です。

 

 

迷彩服の内側には白無地シャツを着用していますが、同時期の映像でしばしば見られる着用例です。

 

 

「56-1式自動歩槍」を装備した歩兵です。

 

 

「56式自動歩槍(中国製AK-47)」は、1980年代に「56式半自動歩槍(中国製SKSカービン)」を置き換える形で配備が進められました。

 

 

1980年代末期の時点で、人民解放軍歩兵部隊では新型の「81式自動歩槍」と混在していました。

 

 

当時の訓練映像ではチェストリグを身に着けているだけで、せいぜい訓練内容によって手榴弾ポーチを持つ位で、水筒や雑嚢はもちろん、装備ベルトも身に着けない姿が多く見られます。

 

 

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