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中国人民解放軍の装備品と思われる小型ポーチです。
販売されているショップでは「小型双眼鏡ケース」という商品名で販売されていました。
タグ・スタンプの類の記載が一切なく、実際のところ、何の為に作られたポーチかはよくわかりません。
![](https://nanashinomikoto.com/wp-content/uploads/2020/11/小型双眼鏡ケース_02.jpg)
背面にはベルトループがあります。
![](https://nanashinomikoto.com/wp-content/uploads/2020/11/小型双眼鏡ケース_03.jpg)
側面から見るとこのように、プリーツのような容積を増す為の工夫は一切ありません。
ポーチのサイズはともかく、容積を考えると双眼鏡入れというのは無理がありそう・・・。
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蓋の開閉は、人民解放軍の旧式装備ではおなじみの木製トグルボタン式です。
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収納スペースはシンプルな構造に見合った物。
手帳やペン等、ちょっとした筆記用具を入れるのにちょうど良い程度の容量です。
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ポーチの中には、平紐が入っていました。
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どこに縫い付けられているわけでもなく、何の為の付属品か、一切わかりません。
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大きさ比較として、東京マルイ製・電動ガンM16用ショートマガジンを並べてみました。
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装備ベルトに装着した状態です。
それなりの大きさのポーチですが、いかんせん収納分にマチがなく、厚みのある物を収納するには向いていないようです。
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私はゲーム時間計測用のストップウォッチ入れに使ってみました。
後日調べて見た限りでは、各種小銃の付属品入れがほぼ同形状でした。
詳細は分かりませんが、工具や弾薬を携行する為に使われた便利ポーチ位の位置づけのアイテムだろうと推測されます。
※追記:その後のネット調査で、よく似た形状のポーチを発見しました。
![](https://nanashinomikoto.com/wp-content/uploads/2022/01/53式騎銃バンダリア.jpg)
中国でライセンス生産されていた「五三式騎槍」、すなわち「モシン・ナガン M1944 カービン」の予備弾薬クリップを入れるバンダリアですが、多分これが正解かな?と思います。