ガスマスクで遊ぼう! ~ ソ連軍 GP-5 ガスマスク (実物)

第一次世界大戦以後の軍隊では、必需品となっているガスマスク、ミリタリーコスプレには欠かせないアイテムですが、サバイバルゲームでは使い道がありませんね。

 

 

今回紹介するのは、ソビエト連邦のフィルター直結型ガスマスク「GP-5」です。

「GP-5」は、1962年から1990年まで生産された、核戦争下の放射能汚染に対する、民間防衛用のガスマスクです。

 

 

面体は軍用ガスマスク「ShM-41」と同型で、有事に備えて保管されていた物が不要になり、膨大な量がミリタリー市場に放出された為、現在でも未使用品が安価で入手可能です。

 

 

ソ連製ガスマスクはゴムの一体成型の面体を「被る」独特の構造です。

 

 

ストラップによるサイズ調節等の手間がかからない作りにロシア的合理性を感じます。

 

 

キャニスターは円筒形の簡易な物で、面体に直接取り付ける構造です。

 

 

ガスマスク収納袋です。

民間用の大量生産品という事もあってか、全体に簡素な作りですが、ショルダーストラップや腰紐等、軍用に準じたデザインです。

 

 

実際に着用してみると、フィット感は抜群ですが、素材の質によるものか、猛烈にゴム臭いです。

 

 

購入当時、性能を確認しようとプラモデルのスプレー塗装で試しに被ってみたところ、完全にゴムのにおいしかしませんでした。(性能は確かなようです…?)

 

 

ヘルメットを被ると、色とデザインのせいで、まるでガイコツのようですね。

 

 

サバイバルゲームでは出番が無い代物ですが、持っているだけではもったいないので、軍装写真で有効活用してみました。

 

 

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