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ベトナム戦争当時、アメリカ陸軍で使用された「M16A1ライフル」用20連マガジンポーチです。
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正式名は「M16A1ライフル・スモールアームズ・アムニッションケース」です。
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画像の物は実物中古放出品です。
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M1956装備には弾薬ポーチとして「ユニバーサル・スモールアームズ・アムニッションケース」がありました。
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同ポーチは「M1ガーランド」から「M14ライフル」まで適応する汎用ポーチでしたが、1966年に「M16A1」が制式採用された際に、サイズを最適化したこのポーチが新たに開発されました。
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ポーチ両側面には手榴弾を装着出来ます。
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![](https://nanashinomikoto.com/wp-content/uploads/2020/04/M16A1ポーチ_09.jpg)
ユニバーサルポーチと比べると、M16A1・20連マガジン用のため全長が短くコンパクトになっています。
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蓋の内側には正式名称等の諸説明が記されています。
この個体は比較的保存状態が良く、記入内容もしっかり読めます。
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ポーチにはM16A1用20連マガジンを4本収納出来ます。
実銃では問題なく収納出来ますが、東京マルイ製電動ガン用マガジン(および同種の海外製品)は若干厚みがあるため、4本収納は困難です。
![](https://nanashinomikoto.com/wp-content/uploads/2020/04/M16A1ポーチ_12.jpg)
M16A1用マガジンポーチはベトナム戦争中に完全更新はされず、ユニバーサルポーチと混用されていました。
数量的にはユニバーサルポーチのほうが多用されたので、M16A1用ポーチは市場流通量が少なく、価格も高めです。