2013年12月1日、航空自衛隊新田原基地で行われたエアフェスタ2013に行ってきました。
航空祭には、ここ数年ほど億劫がって行かなくなっていましたが、今回は米海兵隊の話題の輸送機「オスプレイ」が展示されると聞き、久々に足を運んだ次第。
で、同じように考えていた人々が大挙おしよせたようで、例年を超える来場者数だったとか。
7時過ぎに到着した時点で、既に飛行場は人でいっぱいでした。
肝心のオスプレイはといえば「人垣で見えない・・・」という有様で、人間の壁をかきわけて、ようやく撮れた次第です。
オス♂プレイの歪みねぇ雄姿!
しばらく眺めていると、オスプレイの機上から中の人が出てきて、大きく手を振った後、おもむろにこちらを撮影し始めました。
アメさんもこの来場者の群れに興味津々だったようです。
「MIYAZAKIでもオスプレイは人気だったZE!」と、岩国で話のタネになってそうですね。
そのほか、例年どおり、展示機材を見て回り、ジェットエンジンのそばにいた暇そうな空自隊員野方と他の客が来るまで長話をしたり、例年よりゆったりと過ごしたあと、余裕を持って昼過ぎには帰りました。
帰りの時点でもまだ入場しようという車の群れ渋滞しており、シャトルバスの駐車場までの待ち時間が長く疲れました。どんだけ人気なのオスプレイw
後から聞いたところでは、午後3時のイベント終了まで粘れば、帰還するオスプレイの飛行する様子が見物できたようです。
イベントにはつきものの出店の数々、食べ物屋台にサープラスショップ等、年々充実してきている感じのする新田原基地航空祭ですが、今回はチープ玩具の出店を見ていて目に付いた物を紹介したいと思います。
トリガーを引くとライト発光と電子音の鳴るちびっ子向けチープトイガンですが、この商品はよりにもよって旧ソ連の名銃「PPSh-41 短機関銃」をモデルにしています。
私は店頭でチラ見した直後、「!?」となって再度凝視してしまいましたw
しかも大戦モノの銃でありながら、トイガン化にあたって光学サイトを載せた挙句マガジンをシースルータイプにするなど、近代化改修されているではありませんか!
銃の機能上、一切無意味なアップデートと、ペーペーシャーという銃とのミスマッチ感がなんともへうげておりますな~。(1000円か…買っときゃ良かったかな)
BB弾も発射できるラジコンタンク、といえばトイザラスなどでも見かける一品ですが、車種が「T-34」、しかも76.2mm戦車砲を搭載した六角型砲塔というやけにマニアックなラインを突いてきております。(なのにPOPは「T34/85」と書いてある…ガルパン効果を狙ったのカナ?)
しかも戦車と言えば緑色の印象が強い中、あえて雪中迷彩を彷彿とさせる白銀色で仕上げてくる辺り、この玩具の企画者は良い趣味してますね!
手のひらサイズのコンパクトなラジコン戦車ですが、こちらも「T-54」系のデザインになっています。
塗装からすると、中東戦争~イラク戦争辺りのモンキーモデルをイメージしているみたいですね。
おおざっぱにT-54/55系に見えつつも、T-54ともT-62ともつかない搭載砲のデザインなど、適当感あふれる塗装と相まってチープなオーラがぷんぷんします。
ちなみに上記の東側テイスト満載な玩具類は、横並びの数店舗でのみ見られたもので、他のエリアの出店では良く見るM1エイブラムスなどの西側デザインの玩具が並んでいました。
ダンシングサンタ人形の亜種「ダンシングソルジャー」が、わしゃわしゃ動いていました。
抱えた銃のハンドガードを上下にしごく様が妙になまめかしかったです。
個人的に、OG107ユニフォームを着せてM14小銃を持たせる改造をしたい衝動に駆られる逸品でしたが、金欠なので購入せず。
気の早いことに、もう日の丸ライトニングの玩具が店頭に並んでおりました。
随分濃い色で、洋上迷彩を再現したのか「ステルスって確か黒かったよな?」的発想からか謎ですが、多分実機はグレー系統になるんじゃないかなーと思いつつ眺めていました。
で、画像のように1機売れていきました。
そして、どこにでも出没する「くまモン」です。最近はTV露出では「ふなっしー」に尾され気味ですが、公式の強みでキャラクターグッズが溢れていましたよ。
自衛隊でもくまモン強し!国防挺身隊ばりにちびっこの愛国精神を発揚してもらいたいものですw
なんだかんだで航空祭より出店のおもちゃのレビューがメインになっている気がしますが、ご容赦下さい。