ソ連軍や同盟諸国軍で支給されていた、銃の手入れ用オイルを入れるボトルです。
国や時代によって金属製や樹脂製がありますが、基本的な形状は類似しています。
PPSh-41サブマシンガン用オイラー缶です。
ロシア製もしくは東欧同盟諸国製で、素材から見て戦後生産型と推測されます。
AK用オイラー缶と並べてみました。
サイズや形状はほぼAK用と同じなので、代用品として最適です。
こちらも同じPPSh-41用オイラー缶で、金属製の物です。
かたや角瓶、こちらは丸瓶と形状の違いが興味深いです。
こちらはRPD軽機関銃用オイラー缶です。
白い成形色の樹脂製です。
画像は中国人民解放軍の「56式班用機槍 弾倉袋」にオイラー缶を収納した状態です。
56式班用機槍は、中国製RPD軽機関銃の名称です。
中国製、ソ連製ほか、各国製RPD用マガジンポーチにはオイラー缶収納ポーチの付いている物とない物が混在しています。