マルシン製スライド固定ガスガン「コルト25オート」です。
最初の発売はかれこれ30年以上前という年季の入った製品で、“ポケットガスガン・シリーズ”として「コルト25オート」、「ブローニングM1910」、「ワルサーPPK」、「モーゼルHSC」、「レミントンダブルデリンジャー」の5種類がリリースされました。
たまにパッケージを変えたり、表面仕上げを変更したりしながら再生産されていた製品ですが、現在は流通在庫のみの状態が続いています。
本体はモナカ構造で継ぎ目が気になりますが、外観はモデルガン譲りの造形で良い雰囲気です。
マガジンは昔懐かしい割り箸型マガジンです。
リップなどはありませんので、予備マガジンを携行するのは困難です。
グリップ内にガスタンクが内蔵されています。
ガスはフルチャージで30発程射撃できます。
ボタン式のマガジンキャッチは無く、マガジン底部のラッチのテンションで本体に固定されています。
HOPシステムは「可変スーパーソニックバレル」と記載されています。
スライド上面に穴が空けてあり、中にイモネジが入っています。
イモネジ可変HOPなので微調整可能ですが、弾道はあまり安定しません。
HOPシステム搭載後の製品には組み立て式のサイレンサーが付属するようになりました。
単なるABS樹脂製の筒なので、消音効果を期待するなら自分で工夫する必要があります。