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今回紹介するアイテムは戦後のポーランド軍(正式名称:人民軍)で使われていた「SzM-41M」ガスマスクです。
ポーランド軍のガスマスクはソ連軍の「ShM-41M」と同型なので、代用品として購入しました。
画像左がポーランド製「SzM-41M」、右がソ連製「GP-5」です。
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このアイテムの魅力は何といってもその価格で、共産圏で広く使われたキャニスター分離型のガスマスクが3千円台で入手できます。(しかも時期によっては「Amazon」でも購入できるお手軽さ、便利!)
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ガスマスク面体の形状・構造は、GP-5型もShM型もほぼ同型です。
ソ連製との違いとして、ポーランド製は口金が塗装されておらず、金属地肌のままです。
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口金はキャニスター直結型と分離型の構造の差から、若干長さが異なるようです。
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ポーランド軍のガスマスクバッグは比較的大型で、素材は防水性のように見えます。
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各部はコットンやナイロンなど複数の素材が使われています。
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ガスマスクバッグ後面にはベルトループとDリング類があります。
ガスマスクバッグにベルトループが備えられているのは、東西両陣営を問わず珍しい造りですね。
Dリングは片方のみナスカンが付属しています。
ポーランド軍の個人装備に合わせた金具配置でしょうけど、残念ながら知識不足で使い方はわかりません。
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ガスマスクバッグの蓋はクイックリリース式金具で留めます。
ソ連軍の革ベルトバックル式よりも素早く取り外せそうです。
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ガスマスクバッグ内部は三つに仕切られており、ガスマスクとキャニスター、それと私の所有物には付属していませんが、ガス防護シートや付属品を収納できると思われます。
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結構大きいバッグですが、中身を収納するとパンパンになります。
ちなみに内容物の収納の仕方は購入時の状態から推測した物で、正確さは保証しかねます。(この状態でガスシートが入るとも思えないので)
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SzM-41Mガスマスクの着装状態です。
あいにくポーランド軍装備は持っていない為、ソ連軍のアフガンカにて着用例を示します。
ガスマスクバッグは“バッグ”と言うだけあって大型で、存在感があります。
東欧共産圏の印象だと、ソ連軍標準型ガスマスクバッグはコンパクトで、このポーランド軍やチェコ軍、東ドイツ軍のバッグは大型の印象ですね。
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見ての通り、白色ゴム製の面体はまるで骸骨のようで不気味です。
戦場でこの姿の集団が攻めてきたら恐ろしいでしょうね。
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このガスマスクはGP-5(民生品タイプ)と同型の面体形状で、ボイスエミッター機能はなく、声が通らない為、隣の戦友との会話もままなりません。
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音は問題無く聞こえるので、戦場では指揮官の命令を聞くだけのいわば「ROM専」状態だったでしょう。
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デッドストックの未使用品なので、“ある程度”安心して被って遊べるのがいいですね。(あくまで自己責任ですケド…)