自衛隊の現用ベルト ~ 陸上自衛隊 弾帯3型 (PX品)

1990年代に普及した「弾帯2形(91式弾帯)」に代わって、2000年代に入ってから採用されたのが、この「弾帯3型」です。

 

 

本品は官品ではなく市販されている民生品、いわゆる「PX品」です。

「弾帯3型」が採用された当初、官品同様品が一時流通したものの販売中止になった記憶がありますので、このPX品も官品とは各部が異なる可能性があります。

 

 

「弾帯2形」との一番の違いは、バックルが米軍の「LC-2Aピストルベルト」に似た形状に変更された点です。

 

 

従来品と比べワンタッチで着脱できるようになり、大変便利になりました。

 

 

また、ナイロンベルト部分の織りが変更されており、柔らかさと耐久性を両立させた形状になっています。

 

 

「弾帯2形」と「弾帯3型」を比較してみました。

どちらも「PX品」ですが、基本的な部品構成は変わらないのがわかります。

 

 

バックル以外は、サイズ調整金具等、ほぼ変更はありませんが、ナイロンベルトの織りが異なります。

「弾帯3型」はベルトの端の部分の強度が高められましたが、その分鳩目が内側に位置する為、サスペンダーの種類によっては金具が通せない場合があります。

 

 

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