自衛隊装備にのめりこんで行くと、必ずぶち当たるのがヘルメットです。
一見米軍のフリッツヘルメットと大差ない自衛隊のヘルメット、その微妙な違いが気になりだしたら、あなたも立派な自衛隊マニアですよ!w
今回紹介する物は自衛隊の「88式鉄帽」の複製品で、ネットオークションで出品されていた物です。
購入当時、他に市販されていた複製品はキャロット製の通称“キャロッパチ”がありましたが、高価かつ流通が不安定で入手困難でした。
両者を比べてみると、本品は樹脂製の帽体の厚みがかなり薄く、至近距離で電動ガンの連射を喰らうと割れそうな感じで若干不安を感じます。
このアイテムはヘルメット帽体のみの出品だった為、別途、内装を調達する必要がありました。
私はサープラスショップで米軍のフリッツヘルメットの内装パーツを調達して取り付けました。
私が購入した米軍のハンモックは、長さが足りなくてヘルメットのネジ穴に届かなかった為、ひとしきり悩んだ挙句、決心して正面のバンドを切断して無理やりネジ止めしました。
さすがに固定に不安があったので、適当な長さのナイロン片をゼリー状瞬間接着剤で貼り付けて修復しておきました。
88式鉄帽には迷彩ヘルメット・カバーが用意されています。
予備も含めていくつか所有していたのですが、現在は防衛庁共済組合のタグの付いた物を使っています。
サイズは「中」です。
装着時に、ヘリに多少の皺が生じますので、最適サイズは「小」かもしれません。
こちらは、サバイバルゲーム用に安価で販売されているアメリカ軍の「PASGTヘルメット」のレプリカ品です。
両者を比べてみると、「PASGTヘルメット」に対して「88式鉄帽」は、耳あて部分が短く、全体に被りが浅いつくりとなっています。
こうして見ると、米軍のヘルメットは野球帽みたいですね。
シルエットが結構異なるので、自衛隊装備好きはコダワリ甲斐のあるポイントだと思います。
画像左がヤフオク版、右がキャロッパチです。
作りは明らかにキャロッパチの方が良いです。
なんせヘルメットの厚みから違います。
内装の出来もよく、予算が許すならキャロッパチの方が満足度は高いですね。
以前はキャロット製一択で、流通状況や価格設定でなかなか入手が難しかった自衛隊モデルヘルメットですが、現在は海外製のサバイバルゲーム用レプリカ品が流通しているので、比較的安価に独特のシルエットを再現できるようになり嬉しい限りです。
【商品紹介】
「SHENKEL 自衛隊装備 88式鉄帽(テッパチ) タイプ ハードシェル ヘルメット グラスファイバー ver.2.1 OD met-010od」…SHENLELブランドから、自衛隊仕様のサバイバルゲーム用レプリカが発売されました。
「Broptical 自衛隊 迷彩柄 3型 陸上自衛隊八八式鉄帽用迷彩カバー」…2型迷彩ヘルメット・カバーです。
「PX品 陸上自衛隊 迷彩 八八式鉄帽用ゴム」…ヘルメットカバーの上から装着する偽装用ゴムバンドです。